僕のもの


「ねえ、
本当に、僕のものになりたい?」

夕暮れ時。
僕は、を家に送りながら、ちょっと真剣な顔をして聞いてみた。
さっき公園で、ようやく告白したばかりだ。
も僕を好いてくれているようで、
そればかりか、僕のものになりたい、と読み取れる。

「もし、本当にそう思ってくれてるのなら・・・」

僕は、の本心が知りたくて、彼女の言動に目を、こころを光らせた。

は、否定の言葉を、態度さえも表さない。

僕は思い切って、を連れて、僕のとっているホテルの部屋へと瞬間移動してみた。
ちょっとびっくりしている

「本当に、僕でいいのかい?」
少し心配になって、聞いてみた。

「・・・私、京介さんが好きなの。だから・・・」

僕は、確かめるように、ゆっくりと、口づけた。
抱いた肩が少し震えている。

「・・震えてるね・・・」

は恥ずかしそうに、
「少し・・怖くて・・・」

「大丈夫。怖くないから。」

をベッドへ座らせ、そして、横たわらせながら、

「僕にすべてまかせて・・・」
怖がらせないように、ゆっくりと、に覆い被さった。


こころも、体も、ときほぐすように、
優しく、何度も、何度もキスをして・・・

「は・・ぁ・・・」
が、甘い吐息をつく。

「ふふっ
キスだけで感じた?」

「やっ・・ちが・・・」

「ここ・・」
と、の胸を、服の上から撫でながら、
「もう、こんなに硬くなってる。
そんなに気持ちいい?」

「やっ・ん・・・」
答えを聞く前に、少し乱暴に唇で塞ぐ。

今度は、ブラの下に指を這わせ、直に乳房を弄んだ。
鼓動が早まり、体が熱くなってきているのが分かる。

次第に自分の欲望がエスカレートしてきている。
もう、止まらない・・・

「じゃあ・・
こっちは、どうなってるのかな?」

もう片方の手を、いきなり下着の中に滑り込ませた。
の敏感なところに当たったらしい。
「!!はっ・・やぁんっ!」
より高く声を上げる

「まだこれだけなのに・・
耐えられるかい?」
僕はちょっと悪戯っぽく笑った。

くちゅっ・・くちゅっ・・・
「んっ・・やあぁ・・・」

厭らしい水音と、の嬌声だけが響き渡る。
静かな室内なだけに、目立って、卑猥さをかきたてる。

僕はたまらず、のナカに入りたくて仕方が無かった。

、もう・・・入るよ?」

ずちゅっ!
「っゃあっ・・」
更に高い音を立て、僕は、のナカへと侵入していった。

「・・く・・もう・・少し・・・

・・・ほら、ふふっ・・・全部入ったよ。」

僕は、とひとつになれた嬉しさで、を抱く腕の力を強めた。

はというと、痛みからか、
声が出せない様子で、でも、しっかり、
うん、うん、
と、頷いている。

「ごめんね。痛いよね?」

「ん・・だいじょ・・ぶ・・・」
は、ちょっと困った顔をして、でも、笑ってくれた。
「京介さんと・・・ひとつになれて・・・
私も、嬉しいの・・・」

の言葉も、もちろん嬉しかったが・・・

「君・・やっぱり、思考が読めるんだね?」

「少しだけ・・・」
と、途切れ途切れには答えた。


ああ、
なんて幸せなんだ!

大好きなも、同じエスパーだったなんて!
(エスパーでなくても、だけは認めようと思っていたが)

嬉しさから、僕はより強く、を突き上げた。
「っ!やっ・・なん・か・・・・んんっ!!!」

が恥らいながら絶頂に達したあと、
僕も、自分の欲望をすべて吐き出した。。。



ベッドに横たわるの髪を梳きながら、
僕は今までに無い幸福感に襲われていた。
こんな気持ち、今まであっただろうか。

「ありがとう、。」

僕は、聞こえないくらいの小さな声で、

いや、声には出さなかったかも知れない。
でも、に伝わるように、
強くこころで想った。

がそれに応えるように、
潤んだ瞳で僕に微笑んだ。




おしまい。

☆☆☆

ヤっちまいました。笑
初love!
いーんです、愛があれば!!!笑


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